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この自転車道はそもそもは旧国鉄北陸本線の線路でSLが走ってた道。単線だったそれが2本の複線の電車(日本海ひすいライン)になって要らなくなったものを昭和52年に自転車道に整備した。沖縄とか離島の海沿いの道はアップダウンが激しいが、ここはSLが走ってただけにそれはなく、ずっと海が見えるらしい。さらに明治大正につくられたトンネルがそのまま残ってるそうで、それも楽しみにしてることのひとつ。ちなみに糸魚川の先の福井県敦賀市のあたりには「旧北陸線トンネル群」という明治の頃のトンネルがたくさん残ってて、それらは土木遺産に指定されてるのだと。それもまた気になる。
現地では頸城(くびき)という字も見かけたので戻って調べてみると佐渡を含むこの一体を頸城郡頸城村と呼んだそうで、学校などはまだこの字を使っていた。
8:20 キャンプ場を出て暫く進むと入口の看板。既に飽きてる感じで不安になる。車道とは分かれてるが、ここでは堺にフェンスが無い。

8:20 キャンプ場を出て暫く進むと入口の看板。既に飽きてる感じで不安になる。車道とは分かれてるが、ここでは堺にフェンスが無い。

8:30 元気に走り出す。まずは犬、私、息子、の順番で。車道との間にフェンスも出てきて安心。

8:30 元気に走り出す。まずは犬、私、息子、の順番で。車道との間にフェンスも出てきて安心。

犬と子供をつれてどのくらいのスピードで進めるのか?

犬は普段は世田谷の松陰神社のちょっと奥のあたりから池尻までの4キロくらいの通勤で一緒に走ってるのでスタミナはかなりある。子供も坂と車道さえなければフラフラしつつも距離はけっこう走れる。通勤が大体30分くらいかかってるので、信号を抜いたとして時速10キロくらいか。そんなに慣れてない人のジョギングくらいだと思う。道中抜いたのはおばあちゃんの電動車椅子みたいなやつだけで、自転車には老若男女すべてに抜かれたくらいのスピード。これはそれぞれが自走しても、全てを私が抱えて走っても重さがすごくて大体同じくらい。なのでたかが33キロとは言え、十分に満足できるロングライド。

8:37 気付いたらいない事がよくあり、戻ってみると必ずダンゴムシとか蜘蛛とか虫を眺めて停まってる。何よりも虫が楽しい時期で、それは良いんだけど、自転車にのってて小さい虫を見つける視力と集中力が凄い。最初のここのポイントの地名はなんと「虫生」!

8:37 気付いたらいない事がよくあり、戻ってみると必ずダンゴムシとか蜘蛛とか虫を眺めて停まってる。何よりも虫が楽しい時期で、それは良いんだけど、自転車にのってて小さい虫を見つける視力と集中力が凄い。最初のここのポイントの地名はなんと「虫生」!

8:45 最高の場所にある、ムーミンとかに出てきそうな可愛いお家。こんな海っペリで外壁が木。周りの草の伸びようからしばらく使われてないのか。

8:45 最高の場所にある、ムーミンとかに出てきそうな可愛いお家。こんな海っペリで外壁が木。周りの草の伸びようからしばらく使われてないのか。

9:00 早速あったデイリーヤマザキで休憩。あまり食べなかったのでおにぎりとカフェラテで。あふれてるわけでないけど飲み物食べ物は道中にちょいちょいあるのでそこは慌てずにで。

9:00 早速あったデイリーヤマザキで休憩。あまり食べなかったのでおにぎりとカフェラテで。あふれてるわけでないけど飲み物食べ物は道中にちょいちょいあるのでそこは慌てずにで。

朝から晴れてよかった、と何度も口に出してる。私が天気をずっと気にして何度も言って移ったのもあるが、天気と景色の良いところでの自転車はとても楽しいみたいでずっと機嫌が良い。これからどれだけ走るのか、ここは母が待つ家からどのくらい離れてるのか、今晩も家に帰らないとか、何も分かってないのも良いのだろう。虫とか何か気になるものが無い限り、大声を出したり歌を歌ったりしながら元気にペダルを踏んでいる。最近良く歌うのは幼稚園で夕方見せてもらってるEテレの忍者のアニメの歌。改めて聞くととてもいい歌。それかおれはジャイアンの歌を大声で歌うものだからすれ違うみんながニコニコしてて、恥ずかしさを通り越すと気持ちが良い。

9:15 谷浜駅のあたりでひすいラインと合流。道中に何度か1両編成の可愛い電車にお目にかかれた。

9:15 谷浜駅のあたりでひすいラインと合流。道中に何度か1両編成の可愛い電車にお目にかかれた。

9:30 廃校になった小学校跡にいた二宮金次郎にはみんなの優しさが。でも仕上がりが悪そうなやつになってる。この向かいにはグランドの跡地があり、きれいな広場だった。

9:30 廃校になった小学校跡にいた二宮金次郎にはみんなの優しさが。でも仕上がりが悪そうなやつになってる。この向かいにはグランドの跡地があり、きれいな広場だった。

いつの間にか線路はいなくなり、田園風景と並走する。このサイクリングロードのもうひとつ良いのが海だけでなく、美しい里山や田畑も加わることで風景が変わって飽きさせない。

妙高では桜が満開だったがこの辺はそこまででなく、葉桜がきれいな時期。ちょっと遅い春で、カエルやたんぽぽなど新しい生命の息吹をビシビシ感じる。カエルなんて普段なかなか見れないし、アスファルトの上で見るやつはあまりかわいくないやつでいまいち触れないがこっちは絵本に出てくるカエルみたいでどうにか触れる。そしてこんな景色をのんびり自転車で走るなんて贅沢なことはなかなか出来ない。準備も来るのも大変だったけど、何度も野川にしておけと説得されたけど、本当に来てよかった。

9:40 山→田→B→線路。本当に静かで田に水を入れる音とカエルと鳥の音だけ。もちろん道はとても安全。

9:40 山→田→B→線路。本当に静かで田に水を入れる音とカエルと鳥の音だけ。もちろん道はとても安全。

9:50 休憩してカエルを探す。絵本「ゆかいなかえる」そのまま。

9:50 休憩してカエルを探す。絵本「ゆかいなかえる」そのまま。

10:00 新潟東京シロ対決。このシロの家はこれだけ単体で建っていた。飼い主はここまで世話に来るようだ。

10:00 新潟東京シロ対決。このシロの家はこれだけ単体で建っていた。飼い主はここまで世話に来るようだ。

ついに見えてきた、トンネルだ。トーマスとかに出てくるような素材と形の完璧なトンネルだ。
なかなか近づかないと思ったらそうではなく、小さいのだ。単線だった頃のSLのトンネルなのでこぶりでトーマスみたいで可愛いのだ。それがまた自転車で通るにちょうど良いサイズに仕上がっている。
10:15 こんな感じで突然見えてくる。あまりに小さいのでパースが狂ってるみたい。1個目の長浜トンネル。

10:15 こんな感じで突然見えてくる。あまりに小さいのでパースが狂ってるみたい。1個目の長浜トンネル。

10:15 立派なレンガの壁。日本の近代化を支えた貫禄が十分に。

10:15 立派なレンガの壁。日本の近代化を支えた貫禄が十分に。

10:15 道幅は3メートルくらいか。車1台通れるほど。

10:15 道幅は3メートルくらいか。車1台通れるほど。

こんなに可愛いトンネルなのに、見慣れないものに息子はかなり警戒してなかなか入っていかない。確かに大人でも東京に住んでると自転車でトンネルに入ることはあまりない。朽ちた素材がお化けが出そうな感じにも見える。どうにかなだめて入っていくといきなりひんやりとしてさらにミステリアス。暑い日にいきなりコンビニに入ったように寒くなった。さっきまで熱くて半袖だったのに、寒い寒いと言うので長袖を出して着させた。私も着る。そんなに長くないトンネルだが小汗もかいてるし、いっきに体温が下がるので気をつけても良いと思う。
トンネルの半分を過ぎてお化けが出ないのが分かり、更には歌声がグワングワン響くのがわかると、再びテンションが戻った。
10:25 有馬川フィッシャリーナ付近の漁師小屋の屋根の色が鮮やか。

10:25 有馬川フィッシャリーナ付近の漁師小屋の屋根の色が鮮やか。

元気があるのはとても良いことなんだが、こうなると心配なのが眠くなること。
毎日きちんと2時間位昼寝をする生活を続けているので今回もどこかで寝るはずで、その直前は消える前のろうそくのようにテンションがあがって完全燃焼させてぱたっと寝るのがいつものパターンで、それが外だろうが食事中だろうが向こうは構わない。この元気の良さはそろそろ、と思っていたらやはり眠いと。天気もいいし、原っぱもたくさんあるので昼寝の場所には困らない。これもまたこのサイクリングロードのいいところ。ちょっと進むと都合のいい公園があり、そこでちょっと休ませた。
10:35 有馬川駅近くの小さい公園(丹原休憩所)で昼寝。さっきまで眠かったのに楽しすぎて寝れず。

10:35 有馬川駅近くの小さい公園(丹原休憩所)で昼寝。さっきまで眠かったのに楽しすぎて寝れず。

11:00 たまにある坂は押して。山→B→集落→車→海。きれいな里山と民家に挟まれた道を通る絶景ポイント。

11:00 たまにある坂は押して。山→B→集落→車→海。きれいな里山と民家に挟まれた道を通る絶景ポイント。

11:05 2個めのトンネル、青木坂トンネル。これは短かった。

11:05 2個めのトンネル、青木坂トンネル。これは短かった。

11:10 3個めの乳母岳トンネル。この辺は崖が多くトンネルが頻繁に。

11:10 3個めの乳母岳トンネル。この辺は崖が多くトンネルが頻繁に。

11:20 休んだばかりなのに良い休憩ポイントがあったので。桜がまだ残っていて、滝と桜が一緒に見れる。

11:20 休んだばかりなのに良い休憩ポイントがあったので。桜がまだ残っていて、滝と桜が一緒に見れる。

11:35 4個目の鳥ヶ首トンネル。海が見えるトンネル。

11:35 4個目の鳥ヶ首トンネル。海が見えるトンネル。